1.文書の基本構造を定義する

<html>~</html>

<head>~</head>

<body>~</body>

HTMLで記述される文書の基本的な構造は、html、head、bodyの3つの要素で定義されます。

■html要素
html要素はHTML文書のルートを表し、HTML文書に記述される内容をすべて含む要素です。ただし、DOCTYPE宣言だけは、<html>タグよりも前に記述します。
html要素の中にはhead要素とbody要素をこの順で1つずつ入れ、それ以外の要素はすべてhead要素かbody要素の中に入れます。また、html要素にはグローバル属性のlang属性を指定し、文書の言語を表すことが推奨されています。

■head要素
head要素は、文書のタイトルや基準となるURL、制作者の情報をはじめとした、文書に関する各種の情報を入れる要素です。head要素内に記述された内容は、基本的にtitle要素内のテキスト以外、ブラウザに表示されません。

■body要素
body要素は、文書の本文を表します。body要素内に記述された内容が、実際にブラウザに表示される部分になります。

<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
 |
(文書の情報)
 |
</head>
<body>
 |
(べージの内容)
 |
</body>
</html>

■ブラウザ対応状況

IE10=○、IE9=○、Firefox=○、Chrome=○、Safari=○、Opera=○、iOS6=○、iOS5=○、Android=○

■廃止属性

html:version属性
head:profile属性
body:alink属性、background属性、bgcolor属性、link属性、text属性、vlink属性