3.基準となるURLを指定する

<base 属性>

そのHTML文書の基準となるURLはbase要素で表します。head要素の中で、1つたけ指定できます。
base要素には、href属性とtarget属性のいずれか、または両方を指定します。

■属性

href=”絶対パス”
target=”ブラウジング・コンテキスト名”、”_blank”、”_self”、”_parent”、”_top”

■href属性
そのHTML文書の基準となるURLを、絶対パスで指定します。
この指定を行うと、それ以降に現れる相対URLが、このURLを基準としてブラウザに認識されるようになります。

■target属性
リンク先の文書を読み込むテフォルトのブラウジング・コンテキストを指定します。
指定できる値は次の通りです。

・ブラウジング・コンテキスト:指定した名前のブラウジング・コンテキストに表示
・_blank:新しいブラウジング・コンテキストを開いて表示
・_self:リンク元と同じブラウジング・コンテキストに表示
・_parent:現在のブラウジング・コンテキストに親があれば、その親のブラウジング・コンテキストに表示
・_top:最上位のブラウジング・コンテキスト(現在のブラウザ領域全体)に表示






■サンプル

<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8”>
<title>基準となるURLを指定する</title>
<base href=”http://www.html5-labs.com/” target=”_blank”>
</head>
<body>
<p><a href=”html5-2/”>HTML5 Laboratory</a></p>
</body>
</html>

■要素解説

カテゴリー:メタデータ・コンテンツ
利用できる場所:head要素内に1つだけ
コンテンツモデル:空

■ブラウザ対応状況

IE10=○、IE9=○、Firefox=○、Chrome=○、Safari=○、Opera=○、iOS6=○、iOS5=○、Android=○