<meta name=”①” content=”②”>
①メタデータの名前(description、keywordsなど)
②name属性に対して指定する値
meta要素は、さまざまなメタデータ(HTML文書に関する情報)を表せる要素です。meta要素にname属性を指定すると、文書の著者、文書の概要、検索用キーワードなどを表せます。
name属性でメタデータの名前を、content属性でその値を指定します。name属性に指定できる名前と意味は次の通りです。
■application-name
文書がWebアプリケーション用に作られている場合、そのWebアプリケーション名を表します。
■auther
文書の著者を表します。
■description
文書の概要を表します。この名前を指定するとcontent属性に指定した値が、検索エンジンなどの検索結果として表示されます。
文書の概要やWebペーシの説明文としてわかりやすい文章を入れます。
■generator
文書の作成に利用したソフトウェア名を表します。
■keywords
文書の内容に関連のあるキーワードを表します。この名前を指定すると、検索ロボットに提供するキーワードを指定できます。
複数のキーワードを入れたいときは、それそれをカンマ(,)で区切ってくたさい。
実際にキーワードが有効かどうかは検索エンジンによって異なります。
■viewport
スマートフォンで閲覧する際のブラウザ幅を表します。
スマートフォンのブラウザでは、デフォルトの表示幅が980ピクセルに設定されています。
■サンプル
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8”>
<title>文書情報</title>
<meta name=”auther” content=”HTML5-LABS”>
<meta name=”description” content=”HTML5 Laboratory”>
<meta name=”keywords” content=”HTML5,リファレンス”>
</head>
<body>
<p>文書情報 SAMPLE</p>
</body>
</html>
■要素解説
カテゴリー:メタデータ・コンテンツ
利用できる場所:
・charset属性があるか、http-equiv属性の値が「content-type」の場合:head要素内
・http-equiv属性があるが、その値が「content-type」ではない場合:head要素内またはhead要素の子要素であるnoscript要素内
・name属性がある場合:メタデータ・コンテンツが期待される場所
コンテンツモデル:空
■ブラウザ対応状況
IE10=○、IE9=○、Firefox=○、Chrome=○、Safari=○、Opera=○、iOS6=○、iOS5=○、Android=○
■廃止属性
scheme属性